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「グレイテスト・ショーマン」と俺 [文化]

ウルヴァリン 髭を剃ったら アイアンマン


俺にとってヒュー・ジャックマンと言えばウルヴァリンで、あのヒゲがトレードマークだったんだけど、あれはコミックキャラのトレードマークであり、ヒュー・ジャックマンが元々ああいう人ってわけじゃないんだよなー。今回ヒゲ抜きのヒュー・ジャックマン初めて観たんだけど、ロバート・ダウニーJr.と区別がつかない顔だと思った。共演じゃなくてよかったなー。これは両者が似ているってわけじゃなく、おれがそもそも外人の顔を見分けるのが苦手(実は日本人も苦手だが、外人になるとひどくなる。多分脳の何らかの病気)ってことによる。


そんなヒゲ抜きのヒュー・ジャックマンが主演するミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」を観た。ヒュー・ジャックマンが、サーカス団をきりもりする話。サーカス団って言っても、そこに集まってるのは、ヒゲ女、コビト、巨人、シャム双生児で、サイドショー的側面を持つ。日本のテレビで放映できんのかこれ?

つまり、見世物とミュージカルが2大要素として展開する映画である。ちなみに見世物小屋をプロデュースし、ミュージカル公演をプロデュースする人間といえば日本には俺ただ一人しかいない。俺のために作った映画かと思ったぜ。


主人公はサーカス(見世物)興行を成功させて金持ちになるが、高尚ぶった評論家には「低俗」と酷評され、街の一部の人たちの反感を買い、「下品だ。街から出て行け」てな感じの排斥運動が起こる。なんか他人事じゃないなー。って思った。俺は金持ちでも人気者でもないけど。


街の反対派の排斥運動見てたら、俺の運営する見世物小屋に動物愛度団体が乗り込んできて「蛇食いやめろー。動物虐待するなー」って訴えてきた過去の事件を思い出したんだ。警察連れて来て「これは犯罪ですね。今度やったら逮捕します」とまで言わせたので、俺の見世物小屋から蛇女の出し物はその日からなくなってしまった。


ちなみにこの映画はP.T.バーナムという実在の人物の伝記映画である。実話を元にしているのである。19世紀に見世物とサーカスと動物園が合体した興行団体をつくり、アメリカ中を巡業して成功をおさめたそうな。で、この人の作ったサーカス団はフリークスこそいないが、つい最近までリングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカスという最も著名な巡業サーカス団として活動中だったらしい。




調べると、人気の出し物だったゾウのショーの廃止を発表。そしたら人気が落ちてサーカス団の解散に至ってしまった。そして去年の5月に最終公演が行われたとのこと。そしてゾウのショーの廃止の理由の1つは動物愛度団体からの批判だというではないか!


このような背景がこの映画がつくられたきっかけになっているとしたら、ますます感慨深いなー。観た人は分かるかもしれないけど、ハッピーエンドなのにあの出だしの「もう終わっちゃった」感とか、意味深に思える。


そんなわけで他人事とは思えない映画を観た話をしました。ミュージカルシーンは、めちゃくちゃ派手ってわけじゃないけど、小道具をうまく使ったり、アクロバティックな体勢で歌ってたりひとつひとつ工夫が込められていて楽しいのでおすすめです。興味を持った方は是非。


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